条件の悪い土地にこそデザイン住宅

東京湾に面した都市の横浜市などは一度は暮らしてみたい街として名前が挙がるでしょうが、人口が密集しているだけに家の面積も狭いんです。

神奈川県全体の平均的な住宅の面積は日本で一番広い富山県の住宅の半分以下です。

こういう狭さという悪条件をクリアする為にはデザイン住宅の域に達した住居が求められます。

デザイン住宅ってどんな住宅のことなのか定義しようとすると結構難しいです。

ただ、デザイナーズ住宅と呼ばれるお洒落な住居の要素と、注文住宅以上の独自性という要素を両方とも持っているんじゃないでしょうか。

土地の面積が50平方㎞(15坪)にも満たない様な狭い土地に快適な暮らしが出来る住居を建てたい場合は、設計士と特別に相談しますよね。

一般的な注文住宅でも建売住宅より細かなニーズを反映させますけど土地が狭いほど特別な工夫が要ります。

その特別な創意や工夫が見た目の美しさと両立するとデザイン住宅と呼べるものになるんでしょう。

もちろん創意工夫が必要になるのは悪条件だけじゃないですけどね。

家を造る時に是非ともデザイン住宅を検討したいのは、例えば音楽をやりたいとかプロ用の厨房が欲しいとかいう場合も有ります。

一般的な家が果たせる機能以上のものを必要としている時は、注文住宅でも応じてもらえる場合があります。

でも、その要求の特殊性によっては専門的な知識も動員して設計士さんに考えてもらうわけです。

土地が高かったり傾斜や変形が多い横須賀などでも、外観からだけでも一目でデザイン住宅だなって分かるものが有りますね。

横須賀なんて積雪は滅多にないとしても晴天でも上り下りが恐い急な坂道があります。

自転車もチョットという坂だと軽自動車が必需品ですけど傾斜を利用して上手くガレージを設けてあったりします。

居住部分も半地下を造ったりして悪条件を逆手にとっていたり。

よくこんな条件の土地にこれだけの家を建てたなあと感心する様な家を見かけます。

細長い土地を上手く利用している京都の町家なんかも一種のデザイン住宅でしょう。

人口密度の高い横浜や川崎にも細長い敷地は結構ありますよね。